天子蒙塵 2 2021.06.18 読 書 時代小説 講談社文庫 浅田次郎 著 溥儀が日本軍の手引きで天津を脱出し満州新京から話が始まる。2巻は溥儀目線で満州建国までを描かれると思っていた。 しかし、馬占山・吉永将・永田鉄山・李春雷・志津中尉・武藤将軍・梁文秀と妻の玲玲 など目線が目まぐるしく変わり、話が飛び読みにくかった。 この登場人物達を繋げるには蒼穹の昴シリーズを初めから読まないと分からないと思う。 結局は、満州建国当初を描きたかったのか? 3巻文庫発売はまだだが、当分見送ることにしたい。