講談社文庫 東野圭吾 著
浪花少年探偵団シリーズ第二弾の「浪花少年探偵団2」を改題して「しのぶセンセにさよならに」したらしい。
主人公のセンセは元大阪大路小学校の女教師竹内しのぶ。2年前の大路小学校時代の教え子である田中鉄平と原田郁夫に大阪府警捜査一課の新藤と漆原と共に、身の回りで起きた事件を解決していく。
私が生まれた生野区を中心に大阪市内が舞台で、もちろん全て大阪弁で私としては読み易かった。
普通は「先生」は「センセイ」と発音するが大阪では「センセ」と言うし聞こえる。これは大阪の人でないとわからないだろう。
短編6篇でトリック、ミステリーさは幼稚だがサクっと読めて面白かった。