読 書

還暦659日目。

講談社文庫 東山彰良 著

流1975年の台湾で主人公「葉秋生」の祖父が何者かに殺される。高校生の秋生は犯人を求めて調査を始める。

蒋介石率いる中国国民党は中国共産に敗れて命からがら台湾へ逃げてきた。祖父は国民軍時代に沢山の人を殺して恨みを買うような人だった。

主人公の高校時代から青年期までの青春ストリーに殺人事件を絡めた作品。読み始めがつまらなかったが、それ以降は一気に読了した。

火花より面白いのは、直木賞と芥川賞の差と感じる。600頁は長いので暇な人は読んでみたら。