還暦56日目。
光文社文庫 浅田次郎 著
三人の悪党とのタイトルだが、各業界のプロ三人集まれば、出来ないことはない。20年も前の作品だが、現在でも新鮮だ。WOWOWでドラマ化も決定しているらしい。
坂口 健太 元ヤクザ。ピストルの健太こと「ピスケン」大河原 勲 元自衛官。迫撃砲中隊所属だった「軍曹」広橋 秀彦 元政治家秘書。その前は東大卒の大蔵省エリート官僚「ヒデさん」その道のプロフェッショナル達が、マムシの権左こと元警視庁4課(まる暴力)の刑事。向井権左衛門に援助を受けて、それぞれが本能の思うがまま、復讐?して行く。
読んでいて痛快。この後どうなったのと、聞きたいが物語は次々進む。3巻まであるので、最後まで読む予定だ。