ぬけまいる

読 書

還暦154日目。

講談社文庫 朝井まかて 著

ぬけまいか幼なじみのお以乃とお志花にお蝶。江戸下町の猪鹿蝶と呼ばれて数年が経ち、お互いに幸せに暮らしていた。しかし、日常の生活で何か物足らない。そんなことで家庭や子供に商売も投げ出して、お伊勢詣りに行くことにする。

旅の途中で巫女の騙されたり、年寄りを助けたり、商売が傾いた小間物屋で一儲けをしたりして、どうにか伊勢に到着する。途中知り合った清水の次郎長にも助けられて、自分達の人生の有難味を3人ともに感じた思われる。

ただの道中日記の様だが色々考えさせられる作品であった。