大人の休日倶楽部「東日本パス第一弾」は松本観光。大宮を8時過ぎに出発し松本に11時に到着。天気は上々で思っていたよりも暖かい。
周遊バスで松本城へ到着。お堀沿いにある太鼓門は工事中のため正面の高麗門へ向かうと、松本城が見えて来た。さすが国宝。黒壁のお城は全国に数個あるが黒漆で塗られているのは松本城だけだ。姫路城と比べると小さいが迫力があり、お堀沿いから見るお城に感動する。
高麗門をくぐりチケットを購入して黒門から入場すると左手の松本城。平日の事もあってか閑散としている名古屋でも会ったが武者姿の案内人が二人いた。
お城に近づくと石垣が低い。門から入城してここまで塀には狭間はあったが姫路城や彦根城のように敵からの攻撃を防ぐ仕掛けはほとんど無く、これもこのお城の良いとところかもしれない。
天守へ入城。階段は急で段差もマチマチで登りにくい。階段毎にガードマンがいて常に注意を呼びかけていた。各階に展示品がありなぜか鉄砲の展示が多かった。フラフラで最上階へ上がるが窓に網が張ってあり景色は窓越しとなる。残念!
下りがまた怖くて慎重に降りる。交互通行のため上りよりも下に時間がかかる。休日だと観覧時間は倍かかると思われる。
松本城を後にして松本市美術館を目指す。途中に四柱神社へ四柱(よはしら)地元では「しはしら」と呼ばれているらしい。名前から四つの神様がいる「天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神」四柱神社は全ての願いが相叶うという意味で「願いごとむすびの神」だ。
四柱神社入り口から川沿いに参道?のような「縄手通り」やたらカエルが目立つが謂れは不明。次に中町通りに入ると土蔵作りの町並みが続く中町商店街に入る。川越の蔵造りと同じく江戸末期から再三火災に見舞われて、地元の商人たちの知恵で「なまこ壁の土蔵」となった。
松本市美術館に到着。玄関前は草間彌生一色で自動販売機からベンチまで水玉模様だった。館内に入ると観覧者は私一人で不安不安。受付でチケットを購入して二階へ行くと特集展示「草間彌生 魂のおきどころ」がドンと・・。
撮影は勿論禁止。大きなピンク色のパステル画?が引き寄せる迫力満点。鏡を利用した作品が続き、この人改めて天才と感じる。
自宅に以前買った草間彌生グッズは沢山あるが売店ではこれっといった物はなく、美術館を後にする。約3時間の松本観光。往復の交通機関4時間。疲れた。