集英社文庫 東野圭吾 著
マスカレード・ホテル、マスカレード・イブに続く3作目。随分前にマスカレード・ホテルとイブは読了。マスカレード・ホテルは映画化されて、これも観に行った。
映画の影響か、捜査一課の刑事である新田浩介に木村拓哉、ホテルのコンシェルジェ山岸尚美に長澤まさみだったこともあり、この二人をイメージして読み進めてしまった。
練馬のマンションの一室で女性の他殺したいが発見された。この事件の犯人が尚美の勤めるホテル・コルシア東京で大晦日に開催されるカウントダウンパーティに現れると匿名の通報が入る。
前回同様に、新田浩介はホテルのフロント係で張り込むことになった。
マスカレードホテルと同じようにホテルを利用する様々な人達を綿密に描かれている。しかし、今回は犯人逮捕後の供述が、少し現実離れしていてがっかりした。それでも映画化されたら観にいくことにする。