小学館文庫 夏川草介 著
ネットフリックスで映画２本を見たがドクトル・栗原一止と姫・片島榛名の出会いや、友人の進藤辰也・千夏夫婦、砂山次郎との関係がイマイチ分からないために0巻を購入する。
医大で国家試験に挑む一止・龍也・次郎・千夏に映画に出てこない・草木まどか・楠田重正。この六人は国家試験と大学試験でお互いにノートを貸し借りする勉強仲間である。楠田重正（52歳）は途中でついていけずにドロップアウト。草木まどかは、これ以降登場しなかったが、どこかで医者になっていると思われる。
御嶽荘の住人には、金融機関に勤める社会人1年目の女性・専務がいた。ドクトル・一止に売れない画家・男爵、国立大学生を名乗る・学士様。この頃はまだ姫・千夏はいなかった。
雪山の常念岳で自殺希望の健三が滑落で大怪我をする。それを助ける榛名の精神力に驚くが、みんな何かしらの過去や現代の悩みを抱えていると表現している。
夏川草介はペンネームで現役の医者らしい。6月に文庫・臨床の砦でコロナに立ち向かう医師達の小説らしいので近いうちに買って読むつもりだ。