今日はお休み。テレビを見ていると、ピンポーン!モニター越しに初老の男の人が「自治会の○○です」慌てて玄関へ。
○○さん「班長さんの活動費を届けにきました。各班長さんにお渡しください。」「奥さんは4,000円入ってますよ」とニヤリとして帰って行った。
今年度ミキちゃんは、自宅周り12軒の班長さん。班長さんは年交代で、12年に一度回ってくる。我が班は、自宅並びで順番に回ってくるのだが、新たに引っ越ししてきた家がある場合に、その家が翌年班長となり、次は元の順番へ戻る決まりらしい。
ミキちゃんは2回目であるが代表班長も兼任している。何班のまとまりをブロック、その上が区、区の上が地区となっている。ミキちゃん担当する班は12軒にブロックは42軒。各班長さんへ資料を届けたり、集金をしたりする。このようなことは、好きではないにしても嫌いでないミキちゃん、楽しんでやっているようだ。
この4000円(班長活動費2000円プラス代表班長費2000円)を見て、無印良品へ買い物に行くらしい。
ネットでは、自治会不要などと批判されている。市の広報誌も郵送に変わり、お知らせすることも少なくなったし、自治会に入っているからと言ってメリットは感じない。でも、ゴミ収集所で規則を守らずに生ゴミを出して、カラスに荒らされているのを見ると、自治会からゴミ出しカレンダーが配られているのにと思う。
共同募金集めも班長の仕事。私の子供の頃は学校で赤い羽根や緑の羽根募金があり、ほぼ強制と言うか募金するものと思っていた。それに募金しないのも恥ずかしいと言う思いもあったのかもしれない。
我が班は、お向かいと左隣は我が家とほぼ同じで子供は独立して老夫婦のみ、他の9軒は大学生から小学生の子供がいるヤングファミリー。この間の共同募金は、我が家を含めて2軒だけが募金に協力した。
ミキちゃんが担当する他のブロックでは募金協力比率が高くて、やはり高齢者夫婦家庭が多いようだ。
少子高齢化。子供が少なく夏祭りも過去の賑わいはないし、地区運動会は参加者が少ないためにいつの間にかなくなったのか。近所では合う人に挨拶だけで話すことは殆どない。自治会の存在意義を問われるのも当然かな。