堀部安兵衛

読 書
堀部安兵衞

新潮文庫 池波正太郎

本屋の時代小説コーナーを何気なく見ていると、「堀部安兵衞」のタイトルが目に入り著者をみると池波正太郎。あまり読んだことがないが購入する。

堀部安兵衛=中山安兵衛は越後国新発田藩の武士の長男であること初めて知った。有名な高田馬場の決闘では叔父を助太刀したのだが、この叔父(菅野六郎左衛門)伊予国西条藩松平家家臣で安兵衛と親しく、血縁でなく義理の甥叔父の結んだ仲だった。

この数年後に赤穂浪士として吉良邸へ討ち入ったのだ。読み初めから面白くて下巻まで一気に読み込んでしまった。

池波正太郎も面白いと感じて、少しファンになってしまった。