梟の系譜 宇喜多四代 講談社文庫

読 書

還暦8日目。

講談社文庫 上田秀人 著

梟の系譜 宇喜多四代上田秀人先生の著書を久しぶりに買う。備前(岡山県)の宇喜多家4代に渡る物語。宇喜多直家の生い立ちから亡くなるまでを綿密に描いていた。

大河ドラマでの直家の印象は策士。毛利・織田の間で揺れ動くのは理解はできるが、この小説を読んでりっぱな戦国武将だと分かった。ただ、40年かけてお家を再興した直家の亡きあと、たった18年で秀家が宇喜多家を潰したのは残念の一言。