還暦680日目。
配給 スターサンズ
監督 岸 善幸
映画館 MOVIXさいたま
原作は1960年代に寺山修司が書いた長編小説。
映画の設定は2021年東京オリンピックが終わった新宿。憲法も改正され若者に自衛隊か介護施設への何年間の労使が課せられていた。
父親が自殺して母親に施設へ預けらた「新次」と、自衛隊に勤務し海外で部下を亡くして悩んで退役した飲んだくれの父を持ち、面倒をみながら床屋で働く韓国とのハーフ「健二」。
新次は少年院から出てきて昔の仇を探していた。健二は父の面倒が見切れづに家出をする。
そして、二人は新宿で謎の片目が開設したボクシングジムで住み込みでボクシングを始めることになった。
R15だけあって性描写もかなりで菅田君が体当たりで演じているのには好感がもてた。健二役のヤン・イクチュンは、時間が立つ毎に体や顔が引き締まってくるのには驚いた。
違和感があったのは、ある大学の自殺研究会と二人の物語とが平行して進むのが理解できなかった。
後編では、色んな糸が結び付き何か結論をだしてくれると思うが、どの時代も若い人は爆発する時期があると強く感じた。
時間があれば原作を読んでみたい。