龍馬奔る 土佐の勇

読 書

ハルキ文庫 山本一力 著

死處龍馬十六歳。体も大きくなり歳の離れた兄と同じ背丈に成長していた。剣道場にも通い腕もあげている。

そんな龍馬に学問の指南役として河田小瀧が選ばれて、彼の元に通い視野を広げていく。ある日アメリカから土佐漁師3人が琉球にたどり着き、土佐へ帰って来ると聞く。

勿論帰って来た漁師の一人はジョン万である。

海には遮るものはなくて自由にどこへも行けることに龍馬は気付き、鎖国は間違っていると思うようになっていく。