ドリーム

映 画

還暦670日目。

配給 20世紀フォックス映画
監督 セオドア・メルフィ
映画館 MOVIXさいたま

ドリーム1960年代。東西冷戦は宇宙開発でも激しく戦っていた。ソ連に有人飛行で先を越されアメリカ。バージニア州ハンプトンにあるNASAのラングレー研究所に有人飛行を急がせる大統領の命令が下っていた。

宇宙開発に欠かせない計算を行う黒人女性達が働いていた。幼少の頃から天才的な数学知能を持つキャサリン。ハードに詳しいドロシー。物理学者のメアリー達だ。

有人地球周回軌道を目指す宇宙特別研究本部にキャサリンが配属されるが、その職場は白人エリート男性のみのだった。女性軽視・黒人差別が当たり前のようにおこなわれ行われていた時代。キャサリン達は差別に耐えながらも自分に与えられた仕事を全うする。

最後のクレジットで2016年キャサリンの功績を認めてNASAの計算センターに彼女の名前が付けられたと出ていた。

日本のタイトルは「ドリーム」だが原作は「Hidden Figures」=隠された人物である。

彼女達に苦労から実力を認められるまでのストーリだが、私は差別・慣例・被害意識などすべて人間がテーマになっていると感じた。