海賊とよばれた男

映 画

還暦382日目。

配給 東宝
監督 山崎 貴
映画館 MOVIXさいたま

海賊とよばれた男最近昭和シェルとの合併でマスコミを騒がしている出光興産の創設者である出光佐三をモデルのした物語。

主人公の国岡鐡造は神戸高等商業学校(現・神戸大学経済学部)を卒業して神戸の従業員3名の商店へ丁稚として働く。この時に知り合った木田章太郎(淡路島の富豪)支援で福岡県門司市にて国岡商会を設立し機械油の商売と始める。

しかし、昔のことなので特定の業者だけが特権を得ており、商売は上手く行かない。それでも特権は地域に附属しており、海の上は特権外であることに気づき手漕ぎ舟で海の上で商売を始める。

この時、安売りをした分けではないが、今後の国岡商会の基本となる社会に貢献することを念頭に置き、多くの利益はとらず、適正価格で売ったようだ。

そして、家族と社員を大切にしていた。信頼で結ばれた企業は強く、また会社の方針を見た優秀な人材が彼の元に集まった。モリモリの部分もあるが、感動の一作であった。