獅子 2016.11.18 読 書 時代小説 還暦353日目。 中公文庫 池波正太郎 著 「信濃の獅子」真田信之は九十歳を越えても健在だった。しかし、この歳まで徳川家からの締め付けに苦労するのと、本家・分家共に後任育成・藩経営に力を注いでいた。 ここで本家の跡目争いが勃発する。いわゆるお家騒動に発展し、時の下馬将軍である酒井忠清も加わり、隠密活動が展開される。 NHK真田丸以降の真田家は、幕末物で佐久間象山以外は歴史小説で読んだことがないので、新鮮だった。