満月の道 2016.10.29 読 書 現代小説 還暦333日目。 新潮文庫 宮本 輝 著 流転の海も第七部となる。残り2作終了となるが、次作8部の文庫化を待ちとおしい。 昭和37年。熊吾の息子伸仁は高校生になり、熊吾よりも背が高くなった。商売は順調にと思えたが、ここでも熊吾性格が災いして大きな損失を発見し危機を向かえる。それでも浮気症は直ならずに、過去の情婦に手を出してしまい、この女におぼれそうになる。さぁこれから高度成長期から伸君の大学受験とどんな展開が待っているか?創造もつかない。