村上海賊の娘 第四巻

読 書

還暦269日目。

新潮文庫 和田 竜 著

村上海賊の娘 四巻景は単身難波へ向かう。それを見た父親の武吉は伝説の戦い「鬼手」が始まると予言する。毛利・村上水軍合同部隊は、難波を目前にして、上杉謙信の動きを待つが、動きがないと判断して引き上げることに決定した。

帰りの航路で景の見かけた弟の景親は、姉を救うために難波へ戻る。長男の元武も決戦を決断して毛利軍もそれに続いた。

眞鍋家の若き当主、七五三兵衛が率いる泉州海賊軍と壮絶な闘いが繰り広げられる。満身創痍の景に七五三兵衛が襲いかかる。

誰が戦死し誰が生き残り、戦いの目的とは・・・。