潮鳴り

読 書

還暦169日目。

祥伝社文庫 葉室 麟 著

潮鳴り

豊後羽根藩の伊吹櫂蔵は、仕事をしくじりお役御免となり、浜辺の小屋で生活し襤褸蔵(ぼろぞう)と呼ばれていた。

ある日、櫂蔵の家督を請けた弟が切腹。遺書から疑惑を感じた櫂蔵は弟の容疑を晴らすために奔走する。

冷たい義母、妻にと決めたお芳と共に、一度落ちた花を咲かせるために藩へ挑戦する。

やっぱり正義は勝つ。もう一捻り欲しかった。