千両かんばん

読 書

還暦139日目。

新潮文庫 山本一力 著

千両かんばん幼くして火事で両親を亡くした武一。6歳で飾り行灯造りの頭領六造に引き取られる。それから数年が経ち六蔵の期待に応えた武一は、六蔵から紅花色の技を伝授すると約束されるが、六蔵は急逝しまう。

主人公も登場人物一人として悪者はまったく登場しない。武一が勝手に想像して自分は不幸と思い過ぎると感じた。最後の50頁は面白くないので斜め読みで終わらせる。

この前は加賀百万石の留守居役、今回は加賀あかねと加賀藩続きで、今回は、かんじき飛脚(加賀藩お抱えの飛脚)を買ってしまった。

加賀藩つながりは次回終わりにしたい。