還暦78日目。
ハルキ文庫時代小説文庫 高田 郁 著
高田郁先生の新シリーズが発刊された。2週間ほど前に本屋で目にはしていたが、ぴんぴかに凝っていたために購入が遅れる。
主人公は「幸」今の兵庫県武庫川から住吉近辺に住む、町学者の家に生まれ、兄と父親を次々と失う。家族のために大阪へ就職し、成長していく姿が頼もしい。物語は不幸のどん底でも明るく前向きな少女が何かに目覚める源流篇だが、最終頁で以外な展開になってきた。
これには驚き!次巻を早く発刊して欲しい。高田郁を私は「イク」とズゥーと思っていたが、今回「カオル」ってことを初めて知って恥ずかしい。