集英社文庫 宮本 輝 著
読みたい文庫本がなくて、目に入ったのが宮本 輝先生の名前。滅多に現代小説は読まないが、買ってしまった。
どこにでもいる更年期を向かえる主婦が主人公。夫はサラリーマンを辞めて自営業を営む、長男は新卒で入社した会社へ勤め、次男は美容師を目指すインターン、末の娘は高校3年と、忙しくても幸せな生活を送っていた。
ある日、たまたま近所の喫茶店で女主人から骨董品を譲り受ける。ここから、どんどん話が進み、友人・家族・姉妹・隣人達と主人公の人柄で集まる人達との触れ合い。最後は主婦の決断かな。題名の意味が、もう一つ分かりずらい。
あと121日。