散り椿 2015.07.22 読 書 時代小説 角川文庫 葉室 麟 著 葉室先生作品も文庫化されるまで短くなった。文庫しか読まない私としては嬉しい。 亡き妻の遺言で国元へ戻る主人公。友人達は、それぞれ藩で出世をし、サラリーマン生活を送っていた。 会社存続のため、後継者問題、実権を手放さない幹部。現時代でもあり得ることばかり、違うのは彼達は命をかけている事だ。 黒澤映画の「椿三十郎」に何となく似ていると感じた。しかし、やっぱ!葉室先生!期待を裏切らない作品である。 あと132日。