千鳥舞う

読 書

徳間文庫 葉室 麟 著

千鳥舞う博多八景とは、箱崎蚕市(はこざきさんし)、長橋春潮(ながはししゅんちょう)、荘浜泛月(しょうはまはんげつ)、志賀独釣(しかどくちょう)、浦山秋晩(うらやましゅうばん)、一崎松行(いっさきしょうこう)、野古帰帆(のこきはん)の8つの風景を七言絶句にまとめたこと言うらしい。

女絵師「春香」=「里緒」八枚の屏風絵を描く。一枚々に悲しい思い出や、現実の人生での辛さを織り交ぜながら丁寧に物語に沿って下絵を描く。

人生色々と歌のあるが、この本を読んで改めて感じる。最後はハッピーエンドまではいかないが、ちょっとハッピーなこともあった。

あと6日。