東日本パス第三弾最終日は日光東照宮。30数年前に大阪の両親とミキちゃんと息子を連れて日光観光で訪れた。この時の東照宮はあっちこっちで改修が行われていてあまり見れなかった。当時はフィルムカメラで華厳の滝で撮った集合写真が一枚残るだけ、今回はデジカメで撮りまくる。
大宮駅から新幹線で宇都宮駅、日光線に乗り換えてJR日光駅に到着する。まずはバスでふた二荒山神橋(ふたたらさん・しんきょう)日光山の入り口で、この上にある輪王寺の入り口でもあるらしい。
坂を登ると日光山輪王寺が見えて来た。帰りに寄るので先を急ぐと見えて来た大きな石鳥居だ。ここが東照宮の入り口。まずは五重塔を見上げるが迫力は感じない。ここで大きな杉からか雨粒が落ちてきた・・え!なんと小さな霰・・雪・・パラパラ。
表門をくぐりって「上神庫・中神庫・下神庫」上神庫は御宝蔵(ごほうぞう)とも言われ重要な神宝が納められている。中神庫・下神庫には、百物揃千人武者行列と呼ばれる神輿渡御祭(しんよとぎょさい)奉仕者1200人分の裝束・道具・祭器具が収蔵されています。
この神庫の左に「神厩舎」ここに有名な「見ざる言わざる聞かざる」の彫刻がある。ここには八面の彫刻があり人間の生涯を表されいる。名前の通りに神(白馬)厩舎である。
御水屋も豪華だがコロナの関係で使用禁止だった。二つ目の鳥居を抜けて正面に「陽明門」迫力満点!素晴らしい!!陽明門を抜けると大きな青銅製と思われる大きな鐘がある。これがオランダ東インド会社から奉納された「逆紋(葵の紋が上下逆さま)の回り灯篭」だ。
左手奥に「本地堂・鳴竜」。この時間になると修学旅行かやたら小学生増えてきて騒がしい。本寺堂は黄色い帽子だらけで見送ることにする。
陽明門をくぐると正面に「唐門・透塀」なんでこんなに金ピカにしたのか理解が不明だが・・門にも壁にも彫刻がしっかりされいる。
左に「神輿舎」(しんよしゃ)ここに三つの神輿が置かれている左から源頼朝。中央は徳川家康。右に豊臣秀吉。織田信長の神輿はない!全国制覇していないからか?
唐門は通行禁止のために右側から拝殿へ向いお参りを済ませる。奥宮へ向かうために「坂下門・眠り猫」を通る。ここから二百段の急な階段を登ることになる。100段目位で踊り場に到着し、身体中に酸素を取り込む。やっとの思いで「奥社」拝殿前に到着しお参りを済ませて右回りに「宝燈」を見学して早々に下山。
見逃した本地堂・鳴竜へ入る。約50名単位で入場し、お坊さんから日本語と英語の説明を受ける。ここのメインは十二支の仏像だが天井にある鳴竜の仕掛け凄い!竜の顔下でないと響かないのである。拍子木をチョン!ビビ〜ン!チョン!ビビ〜ン!
奥宮の階段で体力を使う果たしてしまったのか・・体が帰りたい・・体がアルコール補充と・・欲しがっている・・売店はないか・・しかし・ここで飲んでも良いのか・・。
我慢しながら日光山二荒神社へ・・チャッと見学して輪王寺もサッと見てバス停へ行こうとするとゴ〜ン輪王寺でお坊さんが鐘をついていた。終了。
そこへポツポツと霰のような雪が降り出す。だんだん強くなり頭は水だらけでバスに乗り込みJR日光から宇都宮へ向かう。
機会があればもう一度来てみたい東照宮。でも奥宮へは行かないだろう。