アカデミー賞外国長編映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」をイオンシネマ大宮に観にいく。1週間ほど前から話題になっていたが3時間と長いために迷っていたが受賞したので観に行くことにした。
村上春樹先生の短編小説「女のいない男たち」が原作で映画化されたらしい。舞台俳優で演出家の「家福悠介」は脚本家の妻「音」と幸せに暮らしていた。この夫婦は20数年前の幼い娘を失っている悲しい過去を抱えていた。
ある日に音が浮気をしている現場を悠介は見てしまう。悩んだ悠介は決着を付けようと決断したその日音はくも膜下で亡くなってしまった。
それから2年後悠介は広島の演劇祭に演出家として呼ばれた。左目が緑内障と診断されていた悠介は女性のドライバー「渡利みさき」を雇う。演劇祭のオーデションで音の浮気相手であった俳優の「高槻耕史」採用する。
プロローグで悠介と音が愛車サーブのカセットで音の声に合わせて演劇の本読み繰り返す場面は異様だったが、これがこの夫婦習慣であり接点だったのだろうか?浮気相手の高槻とのやり取りも凄みを感じた。また無口なドライバーみさきとの距離感も良かった。
私にもあるが「あの時・・」と過去を思い出す時があるが・・何かを思い出す映画であった。
映画内の演劇祭で「ワーニャ叔父さん」演じられているが日本語・韓国語・英語・韓国手話で物語は進められているが、これを実際に見たいと感じた。