研修の帰りに今日は日本橋にある福徳神社へお参りに行くことにする。会社から徒歩で10分弱で到着。大きなビルに挟まれた空間が公園になっていて、そこに福徳神社と薬祖神社があった。
福徳神社は歴史が古くて貞観年間:平安時代(清和天皇859~876年)には既に鎮座していたとHPに乗っていた。祀られている神様の中には徳川家康:東照大権現も合祀されたと伝わっているらしい。
家康が江戸入る前は、この辺りは農漁家が点在する田舎であった。この福徳村の名前を取って福徳稲荷と呼ばれたそうだ。
源義家、太田道灌、本田平八郎忠勝などが崇拝して、武将の崇敬神社。武将が戦いに勝つこと祈念して、勝利すると寄進されたのだろうか。
江戸時代には、幕府公認の富くじが発売され、高額配当で大いに賑わったようで、その後は火事や戦争などで何回も焼けてしまったらしい。戦後この近辺のビル化が進み、一時はビルの屋上に祀られたらしいが、日本橋室町再開発で現在の位置に祀られている。
薬祖神社は日本最古の「薬祖神社」。薬祖神(ヤクソジン)とは、日本に医薬を広めたとされる二柱の神「大己貴神(おおなむちのかみ)少彦名神(すくなびこなのかみ)」が祀られている。
この近辺の日本橋本町には江戸時代から薬種問屋が軒を連ね、現在でも製薬会社の本社・支社などが集まる「薬の町」。
この公園は「福徳の森」。大きなビル群の合間にあるのがいかにも都会的でおしゃれだった。